衝撃や色あせに強く塩害や凍結に強い。住まいの美しい外観をいつまでも維持できる、樹脂製の外壁サイディング材です。1970年頃にリフォーム用として採用されました。その優れた耐久性や経済性が広く受け入れられ、自然条件の厳しい環境で認められ普及しました。
カナダでは約70%、アメリカでは約50%占め、外装材の主流製品となっています。

日本では1996年頃から施工が開始されました。特に寒冷地の外装部凍害によって北海道や本州の山間部に普及が進み、いまでは全国でその耐久性が高く評価され普及しています。リフォームの採用率は年々高まっております。

樹脂サイディングの耐衝撃試験
30年間品質保証技術

硬式野球ボールで時速80km/h耐衝撃性試験

公式野球ボールがぶつかった場合の衝撃度になるように実験しました。樹脂サイディングは弾力性があるので、他の外壁材より、割れにくく凹みにくい特性が証明されました。

樹脂サイディングは塩化ビニール樹脂で作られています。強度性能と耐久性に優れていることで「水道管」に使用されています。また弾力性があるので衝撃に強く凹みにくい性能を持っています。それに一体形成なので芯まで樹脂の色で形成され、表面は塗装の必要がなく、色褪せせず塩害にも強い素材です。

雨漏りの大きな要因の一つは毛細管現象による外壁内への雨水の浸入です。しかし樹脂サイディングは材料が撥水性（水を弾く性質）で毛細管現象が起こらないので、雨漏りがしにくいのです。万が一水が浸入したとしても、コーキングを使用しないため放湿性がよく、本体下部からの水抜きもあり、サイディングの内部はすぐに乾燥します。

一般的な平均的間取りの住宅で建坪40坪で壁面積200m²の場合で計算しました。

樹脂サイディングとして、日本で最も古い施工実例として、1985年に岩手県安比高原にあるペンション　ボーゲンハウスです。写真のように30年以上たった現在でも、大きなメンテナンスを施すことなく綺麗な状態を保っています。